知っているようで、知らない 腎臓トリビアクイズ
今月のクイズ
- ビタミンDとビタミンK、体内ではどこでつくられる?
- ビタミンDは皮膚、ビタミンKは腸管内
- ビタミンDとビタミンKは、いずれも骨の形成に不可欠な栄養素です。
ビタミンDは魚やキノコ類などから摂取できますが、ヒトの皮膚でも日光により産生されます。
吸収されたビタミンDは肝臓と腎臓で水酸化され、活性型ビタミンDになることで腸管でのカルシウムの吸収を促進します。
一方、ビタミンKは骨に存在するオステオカルシンを活性化し骨形成を調節するほか、血液凝固の促進や血管石灰化の抑制に関与します。
主に緑黄色野菜や納豆などに含まれますが、ヒトの腸内でも腸内細菌によって産生されます。
通常の食生活ではビタミンK欠乏症は起こりにくいと考えられますが、透析患者ではビタミンK摂取不足の頻度が高い可能性が示されています。【出典】
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」策定検討会. 日本人の食事摂取基準(2020年版)
岡本直樹ほか. 藤田学園医学会誌. 2016; 40: 49-53.
【出典】
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」策定検討会. 日本人の食事摂取基準(2020年版)
岡本直樹ほか. 藤田学園医学会誌. 2016; 40: 49-53.
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