透析患者さんのための災害への備え
感染症予防・運動について
感染症予防について
衛生管理
- 食事の前やトイレを使用した後は、石けんと流水で手をよく洗いましょう。
- タオルやハンカチの貸し借りは避けましょう。
- 作業をする際は、けがをしないように丈夫な手袋を身に付けましょう。
- ほこりが舞う環境や、人が密集している場所では、マスクを着用しましょう。
食品・飲料水
- 暑い場所に放置された食事は、食べないように注意しましょう。また、賞味期限も確認してください。
- 湧き水や、安全が確認されていない井戸水は飲まないようにしましょう。
その他
- けがをしたり虫に刺された場合は、すぐに治療を受けてください。
- 発熱やせき、その他体調不良を感じたら、直ちに医師に相談してください。
運動について
体を動かさない状態が長く続くと、心身の機能が低下します。
さらに食事や水分が不足した状態での運動不足が続くと、血行不良による「エコノミークラス症候群」を発症しやすくなります。
予防のために、適度に体を動かすようにしましょう。
運動の種類や強度は、医師と相談しましょう
- ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う。
- 十分にこまめに水分を摂る。(透析患者さんは適正な量を心がけてください。)
- アルコールを控える。できれば禁煙する。
- かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを軽くもんだりする。
- 眠るときは足をあげる。
出典:厚生労働省HP「エコノミークラス症候群の予防のために」